生興株式会社は明治43年（1910年）、金庫・手提金庫の製造販売業「古谷金庫店」の創業から始まり、戦後の混乱期を乗り越えて昭和25年（1950年）には個人経営から株式会社に改組し、スチール家具の製造販売を開始しました。

昭和35年（1960年）、東大阪市に本格的なスチール家具の一貫生産工場を建設後は、機械設備のみならず倉庫や運搬車両など積極的な投資を行い、順調に事業を拡大するとともに増資を繰り返しつつ、昭和45年（1970年）には名古屋営業所、昭和50年（1975年）には東京営業所を開設して販路を関西から中部・関東地区へと拡げました。

また、工場も新築、移転、増築などで規模を拡大し続け、現在では三重工場・南大阪工場・東大阪工場、及び鹿児島の子会社と４つの生産拠点を有しています。オフィス家具メーカーとしてスチール家具、パーティション、木工家具などを自社製造していますが、複雑・多様化するニーズに柔軟に対応する為、同業他社との協業、コラボレーションなども積極展開することでオフィスのトータルプロデュース体制をひとつずつ築き上げてまいりました。

令和元年（2019年）には創業110年、会社設立70年を迎える事ができました。これもお客様、お取引先様のおかげと深く御礼申し上げます。これからも社会やお客様にとって価値ある企業であり続け、次の150年、200年を見据えつつ事業の永続を目指してまいります。今後とも皆様のご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。

生興株式会社 代表取締役社長